よかわ錦うなぎ「吟醸鰻」の養殖とは
吟醸鰻とは?

よかわ錦うなぎの「よかわ」とは

兵庫県三木市は神戸市の北に隣接する街。通勤できる便利さなのに自然豊かで美しい風景を誇ります。中でも吉川(よかわ)は六甲山系が与えた豊富な水を使い育てる酒米の特産地です。1936(昭和3)年に山田錦と命名され全国的に知られるようになっています。

豊かな自然の一方で、三木市吉川は交通の要衝でもあります。域内に4路線の高速道路があり、近隣の神戸、大阪だけでなく、全国への物流の拠点となっているのです。吉川運輸はこの地で鍛えられた運輸のプロであり、新鮮な食材を全国に届けてきた専門家です。

この恵まれた風土に育った私たちが鰻の養殖場を完成させました。他の国産養殖鰻とは異なる、自然の恵みをたっぷり含んだ「吟醸鰻」を全国の皆さまにお届けしてまいります。

鰻が「錦」とはどういうことでしょう?

鰻は何色でしょう? 黒ではありません。濃紺からブルーグレーのグラデーション。つやつやと輝くその美しい色合いはたくさんの色糸で織り上げた「錦」にたとえられるものだと言えます。鰻は本当にきれいな魚です。そのきれいさを損なうことなく、常に最高の水質、肌質を良くする飼料を与え、大切に育て上げています。

飼料にはこの地・三木吉川(よかわ)の特産である酒米・山田錦を配合しています。まったく臭みのない味、栄養をたっぷり含んだ身はまさに山田錦が生み出したものなのです。

お酒の世界で「吟醸造り」と言えば、米を選び抜き、低温で時間をかけてじっくり発酵させるつくり方を指しています。もちろん鰻では発酵は関係ありませんが、すべてをじっくり吟味して、時間をかけてていねいに行う育て方は吟醸の名にふさわしいのではないでしょうか。よかわ錦うなぎ「吟醸鰻」をぜひご賞味いただきたいと思います。